*このイベントは、終了しました。ご参加くださった皆様ありがとうございました。
医療者と一般の人の間には、医療リテラシー(医療に関する知識)に大きな差があります。
自分や家族が病気になった時、信頼できる医療情報にアクセスして医療リテラシーの差を埋めることが必要ですが、特に、がん医療は猛スピードで進歩しており、正しい情報を選択し理解することは患者さんにとって大変なことです。医療情報はインターネットでも簡単に検索できるようになりましたが、専門的な知識がなければ、どの情報を信頼してよいか分かりません。日々のニュースでも、医療情報がセンセーショナルに取り扱われ戸惑うこともあります。
当フォーラムでは、図書館が医療リテラシーの向上に貢献できるのか、また、そのためにはどのような情報選択や地域連携をしたらよいか、NPO、医療、メディアの専門家と一緒に考えます。
主に図書館職員や自治体職員を対象としたセミナーですが、どなたでも無料で参加できます。ぜひ、ご参加ください。
【第20回図書館総合展フォーラム】
●●● 医療・健康情報の"架け橋"になるために、図書館ができること ●●●
~ がんを事例に考える ~
●日 時:2018年10月31日(水) 13:00-14:30
●会 場:パシフィコ横浜 展示ホールD(第20回図書館総合展会場内特設)
●主 催:NPO法人キャンサーリボンズ
●入場無料、定員200名
◆講演1「患者さんの理解からより良い医療へ」
望月眞弓(慶應義塾大学薬学部教授、NPO法人キャンサーリボンズ理事)
◆講演2 「医療・健康情報の発信における、メディアの役割」
市川 衛(日本放送協会 科学・環境番組部 チーフディレクター)
◆パネルディスカッション「医療・健康情報の"架け橋"になるために、図書館ができること」
パネリスト:
田村 俊作(慶應義塾大学 名誉教授)
望月 眞弓(慶應義塾大学薬学部 教授、NPO法人キャンサーリボンズ理事)
市川 衛(日本放送協会 科学・環境番組部チーフディレクター)
ファシリテーター:
岡山慶子(NPO法人キャンサーリボンズ 副理事長)
小林隆志(鳥取県立図書館 支援協力課 課長、NPO法人キャンサーリボンズ委員)
*敬称略