サンクスナース活動

サンクスナース活動は、「いつでも患者さん・家族に寄り添い、温かいケアで支えてくれる看護師さんに感謝を表したい。そして、看護師さんに役に立つことで、恩返しをしたい。」という多くの方々の気持ちを、社会的に意義のある活動につなげる試みとして、1993年、日野原重明先生、樋口康子先生(いずれも故人)らが発起人となり誕生いたしました。

活動はとてもシンプルです。お世話になった看護師さんに直接伝えることができなかった「ありがとう」のメッセージをお預かりし、看護師さんに届けること、そして、メッセージとともに、あるいはそれ以外の形で皆様がお寄せくださったご寄附を、より多くの看護師に還元すること、の2つを行ってきました。

当初注力したのは、「看護師等の人材確保の促進に関する法律」(1992年)が目指す「看護師等の資質の向上、高度な専門知識と技能を有する看護師等の確保」に少しでも貢献する ための、“学び”の場・機会の提供でした。

〜 そして、今 〜

医療現場では、主体性をもった患者さんと医療チームが一体となり治療に向かっています。家庭生活や社会生活を送りながら治療をする人も増えています。そして、チームを構成するすべての医療者が、各々の専門性で、一人ひとりの治療や生活を支えています。

今後も、看護師に向けた活動が中心であることに変わりはありませんが、それ以外の医療者にも対象を拡げてまいります。また、多くの方からご寄附という形で募った感謝を還元する上では、医療が高度に専門化した今だからこそ、看護師を始めとする医療者がもっている“感性”をさらに磨くこと、医療者自身が“心とからだを解放し、明日に向けて整えなおす”こと、などをテーマにしていきたいと準備を進めています。

2019年春には、新しいサンクスナース活動を皆さまにお知らせできる予定です。先人の志を継ぎ、より意味のある活動として継続してまいります。一人でも多くの方からのご賛同、応援をお待ちしております。

2018年9月

  サンクスナース
中村清吾
岡山慶子