キャンサーリボンズとは?

2.がん患者さんの「治療と生活」をつなぐための取組み ~リボンズハウス~

「2002年頃から、日本におけるがん患者さんの「治療と生活」をつなぐサポート活動の実現をすべく、アメリカのギルダーズクラブなど、いくつかの施設の視察を重ねました。それらを参考に、地域性や条件を考慮し、相応の「リボンズハウス」を実現させていきたいと思います。なお、本日都合により欠席されている亀田 省吾理事や中村 清吾理事からも病院内に「リボンズハウス」の開設を考えている、というお話をいただいています。
「リボンズハウス」の本部は川崎市の新百合ヶ丘に新しく建設されるビルの1階に設置し、同じ階に併設予定のハーブ、フラワー、アロマなどのショップや試着可能なヘアウイッグを取り扱うヘアサロンとタイアップしながら、患者さんのための活動を実践すると共に、周辺の住民の方たちに対して健康に対する教育や情報提供をおこなう場としても活用していきたいと思っています。」

リボンズハウスで行いたいがん患者さんの『治療と生活』をつなぐプログラム

リボンズハウスで行いたいがん患者さんの『治療と生活』をつなぐプログラム

「緩」、「美」、「食」、「働」などのソフトを、各地域、各立地にあわせて展開していきます。

各地に設立する予定のリボンズハウスについて、理事からの説明

■理事 細川正夫
長年専門としてきた消化管のがん治療のみならず、食事面や生活なども考慮したケアを行っていきたいと思っています。民間病院でどんなことができるのかを模索しつつ、2年以内にこの北の地、札幌からも、何かを発信できるよう努力します。

■理事 藤井信吾
院長を務める京都医療センター内に「リボンズハウス」を設置し、患者さんと医療者による情報提供以外に、地域医療と関連性を持たせた活動を行っていきたいと思っています。
がんになることは第二の人生を得ること。社会の中でいかに生かされているかを知って、患者さんが生きていくことを実感できる場を作っていきたいと思っています。

■理事 竹田寛
治療の長期化に伴い、患者さんに対する精神的なケアの重要性を改めて実感しています。その実現に向けて、自然に恵まれた三重の地で、大都市とは違った形の理想的な「リボンズハウス」を提案したいと思っています。3年後に完成する新病院や里山での医療施設の中に「リボンズハウス」の設置を予定しています。

■理事 永田良一
鹿児島の風光明媚で広大な敷地を入手して財団を設立し、3つの大きな事業をおこないます。九州初の切らずに治すがんの粒子線治療施設の建設、通常の診療に伝統医学を積極的に取り入れた統合医療、こころのケアを実践します。患者さんと医療従事者が互いに“人”として理解し合い、がんの克服をめざすことが理想です。